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流れる星のように
第4章 矛盾
華子は気付くとベッドの上にいた。
裸で大の字に縛られていた。

「ん…悠…?」

自分の状況を把握すると暴れ出した。

「華子、全然変わらない綺麗な身体だね。」

悠の目は、華子の知らない目だった。

「ずっと待っていたんだよ、華子を。」

そう言いうと華子の顔に

「悠?何を…」

華子に微笑み悠はキスをした。

華子は必死に抵抗したが、手足を縛られ拘束されていたので、手足が痛むだけだった。

華子は抵抗するのを止めて、目を閉じた。

「華子…華子」

悠は華子の身体を貪るように舐めた。
華子は悲しかった。

こんな形で再会し、想い出も全て壊されているようだった。

悲しい気持ちとは裏腹に、華子は愛液が溢れ出していた。
悠は必死で吸っていた。

華子は必死で声を堪え、感じて動かないように堪えていた。

悠は自分のペニスを挿し込み、華子に激しくキスを求めた。

「あああ…華子…華子…愛してる…ずっとずっと…」

悠のペニスは奥深くを突いていた。
そして、奥深くに自分の精子を放出し
「華子は俺のものだ…」

「昔の悠に戻って…お願い…悠…」
涙を流しながら呟いた。

悠は、華子の手足を解き抱き締めた。

「満足した?」
華子の冷たい言葉に悠は
「毎日したら満足出来るよ。」
と華子に再びキスをした。

華子は悠の舌を噛み、睨みつけた。
涙が溢れ出してしまった。

「何故?何故?」

悠は我に返ると罪悪感が湧き出した。

「華子…華子…ごめん…俺、駄目なんだ…あああ…」

悠がこんなになっているとは思ってもいなかった。

華子は洋服を着た。

「悠、医者に診て貰って。そうしないと、もっと酷くなるわ。私が愛した悠は今の悠じゃない。弱い者を助ける強く優しい悠だわ。」

華子は、泣きながらマンションを後にした。
そして翌朝、妊娠しないように、娘と自分に避妊薬を処方した。





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