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流れる星のように
第2章 母と姉
夏の昼間は暑かった。
この年代にエアコンがある家庭はまだそんなに無く、あったとしてもリビングのみだった。

華子は窓を開け、扇風機をつけいた。

華子が隣に座ると、若い女の子のツンとした匂いがした。

「勉強で分からないところがあったら言いなさい。見てあげるから。」

華子の机に置かれている参考書や本を見て田村は言った。
華子は喜び、問題集を見せた。

「中学生の問題ならまだ出来そうだ…」
田村は、華子を机の椅子に座らせ、丁寧に教えてあげた。

華子は田村の説明を頷きながら聞いていた。

田村はふと、華子の胸の膨らみに目がいった。
膨らみかけの乳房に触れてみたくなった。

この可愛い女の子から切ない吐息が漏れるのを想像すると余計に興奮した。

どうにか華子に触れたいと思っていると幸恵の声が玄関からした。

華子は玄関まで母を出迎え、
「お父さんが勉強を見てくれてるの。」
嬉しそうに母に言っているのが聞こえた。

田村は華子の部屋を出て、幸恵の方に行き、華子に
「また、後で。今のところを頑張ってやってみて。」

そう言い残すと、幸恵と一緒に浴室に行った。



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