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流れる星のように
第2章 母と姉
母は野村と共に忙しく動いていた。
地方に同行したりもし、家を空ける事も多かった。

華子と流星は転校生ということで、他学年にまで注目された。

華子も流星も端正な顔立ちで勉強も運動も出来た。
華子は人見知りが激しく、なかなか学校に馴染めなかった。

流星は明るい性格だったので、すぐに友達も出来たので問題は無かった。

華子は綺麗な顔をして、喋りもしなかったので、
女子からはいろんな噂を立てられ、虐めのターゲットになっていた。

男子は、毎日黒塗りの高級車に乗り学校に通学し、
美人で勉強が出来、スポーツも出来、スラリとした体型の華子はどこかミステリアスで、かなりモテていた。

華子はちやほやする男子にニコリともしなかったが、
女子からは、男に媚びてるとか、ぶりっ子だとか言われ、虐めがエスカレートしていった。

教科書を隠され、上靴を汚され、カバンをグランドに放り投げられたりした。
トイレに行くと上から水を掛けられ、
昼休みには女子の集団に囲まれ暴力をふられていた。

そんな華子を助けてくれるような正義感のある中学生など居なく…

と、思っていると、一つ上の男子がそんな華子ぬ気付き、女子たちを一喝していた。

「お前ら卑怯だぞ。彼女が何をしたのか知らないが、最低だな。お前らの親にチクるぞ。彼女はどこのうちの子か知ってんのか?バレたらお前らの親は仕事も出来なくなるぞ!」

華子はびしょ濡れになりながら、男子を眺めていた。


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