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流れる星のように
第2章 母と姉
医者の田村雄二は40過ぎの内科医だった。

幸恵と同じ年の娘がいて、自分の娘と同い年の子が苦労している姿を見たら、助けずにはいられなかったのだ。

毎日田村は幸恵の様子を見に来てくれ
赤ん坊の出産準備までしてくれていた。

幸恵はこんな父親だったら良かったのにと田村に甘えた。

幸恵が産気づくと田村は自分の勤める病院から抜け出しやってきた。

まだ若い幸恵は難産だった。
幸恵が苦しんでいると田村は幸恵の手を握りオロオロしていた。

田村は自分の娘の出産にも立ちあってもいなかった。

かなりの難産で幸恵の体力が持たないと産婦人科医は判断し、帝王切開を勧めたが幸恵は首を振った。

2日間苦しみ、お腹の赤ちゃんの心音が小さくなり始めた。
医師にはこのままでは子供も母親も危険だと判断し、
帝王切開で取り出す事にした。

田村は病院も休み、ずっと幸恵の傍に付き添っていた。

分娩室に一緒に入り
田村は幸恵の出産を見守った。

そして、お腹から赤ん坊が出てきた。

「ん?泣かないぞ?」
田村は心配げに産婦人科医を見た。

そして逆さにし、赤ん坊を叩くと
赤ん坊は弱い声で泣き出した。

田村は感動で泣いていた。


「田村さん、赤ちゃんを抱いて下さい」

田村は処置を終えた赤ん坊を抱き
「幸恵ちゃんにそっくりな美人な赤ちゃんだ。」

そう言って幸恵に見せた。
幸恵は赤ちゃんを見て泣き出した。

赤ん坊もお腹が空いたのか泣き出し
授産師は幸恵の胸を着物から出し赤ん坊を吸い付かせた。

田村は幸恵の綺麗な乳房に赤ん坊が吸い付く姿を見つめていた。

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