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流れる星のように
第2章 母と姉
幸恵は華子に対抗意識を露わにしていた。

わざと華子の前で晴夫にくっついたりしていた。

華子は母親と晴夫の関係はどうでもよかった。

晴夫と自分が結婚だなんてあり得なかった。
悠が好きで悠が良かったのだ。

元気の無い華子を悠は心配していた。
自分を嫌いになったのかとも思ったりしたが、抱き締めた時に強く抱き締め返したり、激しいキスをしたりするようになり、嫌いになったということは無さそうだった。

何か心配事があるのだろうと、悠は思った。

そんな時に悠は、華子の家のお手伝いさんから

「明日の14時に家に来て欲しいと華子から伝えて貰いたいと言われまして…」
と連絡があった。

華子は何か言えないような相談があるのだと悠は思っていた。

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