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Blindfold
第7章 けじめ



「話って、俺たちのことだろ?」




突然、樹が切り出したので、思わずカップを置いた。




「……そう…だね」




歪んだ



私たちの関係。




────────解放してやれ




今日はそれを解き放す日。





「俺も話したいと思ってた」



「うん…」




樹のグラスの周りの水滴が、スーッと落ちてコースターに染みる。



そうだ。



話すのを放棄していたのは私。


樹はいつだって、私と言葉を交わそうとしていた。






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