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Blindfold
第9章 本物


「またなんかされたんだろ…ったく」



舌を打った店長は後頭部をガシガシと掻いた。




「本当に許せねぇ野郎だなそいつは…」



「違う……」


「……ん?」





キラキラとグラスだったものが床一面に輝く。




「今日は良い日でした」




少し笑いながら顔を上げる。



すると店長は無表情で私のことを見ていた。



今日は



色々あった。




公園に行って





それから───



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