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Blindfold
第11章 正体


「体調…どうですか?」


「あぁ…大分いい。でも、自分が情けなくて…それが1番つれぇわ」




そう言って自嘲気味に笑う。


情けないだなんて。



昼は実家を手伝って、
夜は自分のお店をやって…


店長の一体どこが情けないのだろう。




「ご実家、お花屋さんなんですね」



「ん?あぁ」



それだけしか言わない店長にモヤモヤが募る。



「店長、自分のこと話さなすぎです…」



「……なんだよ、突然」



ギュッと自分の拳を握って、それを眺める。




「……私ばっかり話してるから」


「そんなつもりねぇけど?」


「そうじゃないですかっ…。今週だって、そんな辛い日々送ってるって私全く聞いてなかったですし。」



聞いてたら、私は……




「何でそんなに隠すんですかっ…」









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