この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Blindfold
第11章 正体



「看板、出すだけでいいからな」



観念したのか、店長はベッドの脇の机を指差した。




差された方を探すと、カチャと音がして鍵が現れた。



「………今週も、そうやって素直に私に任すとか、数日は閉めるとかすれば良かったんですよ」



頼りにされていないのだろうか。


そりゃ店長みたいには出来ないけど、私だってそれなりに仕事はできる。






「それは考えなかった」



予想外の優しい声音が聞こえて、私は出る支度をしながら、え?と聞き返した。




「お前にいつでも来いって言った手前、店、閉めるわけには行かないだろ」



カバンの中に鍵を入れながら、その言葉に身体が固まった。





/508ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ