この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Blindfold
第21章 恋人への不満



「………なんですか」


「こっちがお前の」


「………は?」


「安心しろ。グリーンピース入ってねぇから」



………本当だろうか。


怪しいものだ。



疑いながら、店長を睨んでいると、ホントだって、と言いながらスプーンでオムライスを切った。



「な…?」



中から現れたケチャップライスには、グリーンピースは見当たらない。



「ほら、そっちよこせ」


「…………」


「睨んでねぇで早く食べろ、冷めんぞ」




なんだそれは。


だったら最初からこんなバカバカしいことしなきゃいいのに。



このいらないやり取りのせいで余計にご飯が冷める。



遊ばれたことにイライラしながら、私は机に置いてあったケチャップを手に取る。



そして、グリーンピース入りの方にケチャップで『バカ』と書いて、店長に差し出した。



/508ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ