この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Blindfold
第22章 後輩


「とりあえず、体起こせ」

「…………………」

「とにかく寝過ぎだ、お前」

「だ、だって……」


そういえば、さっきも寝過ぎだとか何だと言われた。


「だって、なんだよ」

「………っ」


寝てしまうのはここが居心地が良いからだけど、言いかけてやめた。

なんかそれを言うのは恥ずかしい。



「起きますよ。」

「………なんだよ」

「着替えるからあっち向いてて下さい」


あ??と顔を顰める店長を今度は私が目を細めて見返す。


「今更何言ってんだか」

「い、いいから早く!」

「お前の体なら、さっき隅々までしっかり見たけど」

「う、うるさい」


はいはいと言いながら、キッチンの方へ向かった店長を確認すると、そっと布団から抜け出す。


私が飲みたいと言った紅茶を用意してくれているのか、カチャカチャと音が響く。


あぁ、そういえば、と店長が話しかけてきて、着替えながら振り返った。


「今日、一人採用した」

「採用……?」


どこに??誰を??

よく分からない言葉に手が止まる。

だけど、店長はあぁ、と返すだけで詳細が掴めない。

とりあえず一旦着替えを終わらせた私は、紅茶のポットが置かれた机に座った。



「大学生とか言ってたかな、明日辺りから入ると思う」


なんとなく話が見えてきた私は、大学生?と声を返した。
/508ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ