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Blindfold
第23章 夢
クチュリ、と水音が響く。
「まだっ……いれない」
本当は入れたくてたまらないのを堪えながら、彼の猛るそれと十分すぎるほどに濡れた自分の秘部を擦り合わせた。
「あっ……んんっ」
腰を揺り動かして、自分の気持ちいいところに擦り付けると自分で動いているにも関わらず声が漏れた。
もどかしくて、もっと欲しくて、少しずつ動きを早くする。
「たつや……っ……」
「っ……………」
名前を呼んだら、彼のそれがよりグッと張ったのが分かった。
「わたしとしか……っ……はぁっ……」
「なんだよ……っ」
「わたしとしかしちゃっ……だめだから…っ」
くちゅくちゅと二人の間の音が部屋に響く。
上から達也を見下ろすと、下唇をギュッと噛んでいた。
「当たり前だろうがっ……」
「もっと……私のこと……っ」
我慢できなくなった私はベッドの上に膝をついたあと、片足を立てた。
そして、自ら彼のそれを掴んで自分の入り口へと誘う。
「私のことっ……好きになって───」
突然目の前が弾けた。
強引に腰を掴まれ、いきなり下から突き上げられて、悲鳴にも似た声が漏れる。
「さっきから…っ…バカなこと言ってんじゃねぇよっ……」
「はぁっ…まっ、まってっ…そんなっ…」
突然の激しい動きに目を見開く。
欲しかった分、与えられた快感が怖くなって、気持ちとは裏腹に待ってと何度も叫んでいた。