この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Blindfold
第24章 飼い主



まだ頭も痛いし体もだるいけど、お味噌汁のおかげで、少しだけマシになった私は、はい、と小さく返事をした。


そしてお椀を流しで洗うとそのままお風呂場へ向かった。



お風呂の鏡に映り込んだ自分の顔にギョッとした。


不健康って感じだ。


しかも目も腫れててブサイク極まりない。


何やってんだか………


頭からお湯をかぶりながら、みじめに思っていると昨夜店を飛び出した時の気持ちが再燃した。



健気な葵と、優しかった店長。



苦しくて、見ていられなくて、バカみたいなアピールをして……



あぁ、そういえばグラス割ったまま飛び出したんだっけ……



「はぁ………」



一日経ってみると本当に自分の子どもっぽさに呆れてしまう。


しかも、酔い潰れて店長に迎えにきてもらうとか、バツが悪すぎる……。



──────── 葵を入れる前にお前に一言言うべきだったな



しかも、店長さっき謝ってたな…。


幸ママが何か言ったのかもしれない。


まぁ新しい子を入れる相談をして欲しかったのも、そうだが今回はそれだけじゃない。


でも、今さら店長に何を言って、どう気持ちを収めたらいいのかが分からない。


キュッと蛇口を閉めて、私はお風呂場から出た。


/508ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ