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Blindfold
第1章 目隠し
「深く考え過ぎだから〜」
カバンを手にして、私は立ち上がった。
「桜…」
「誘ったのは私だっていつも言ってるじゃんっ!気にすることなぁんもないのっ!」
「でもっ…」
そうやってウジウジしてるところも、なんでか分かんないけど好きだよ。
かずにぃは優しいから…決められないんだよね。
「いいじゃん。大丈夫だって。かずにぃのためなら、私いつでもお姉ちゃんの代わりになるよ」
「…………っ」
「私も…今彼氏いないし」
「出来たらちゃんと言えよっ!そしたら、この関係は…」
「分かってるって…」
彼氏が出来る日は多分…来ない…
だって…
お姉ちゃんと結婚したあなたの事が
ずっと昔から好きなんだから。
カバンを手にして、私は立ち上がった。
「桜…」
「誘ったのは私だっていつも言ってるじゃんっ!気にすることなぁんもないのっ!」
「でもっ…」
そうやってウジウジしてるところも、なんでか分かんないけど好きだよ。
かずにぃは優しいから…決められないんだよね。
「いいじゃん。大丈夫だって。かずにぃのためなら、私いつでもお姉ちゃんの代わりになるよ」
「…………っ」
「私も…今彼氏いないし」
「出来たらちゃんと言えよっ!そしたら、この関係は…」
「分かってるって…」
彼氏が出来る日は多分…来ない…
だって…
お姉ちゃんと結婚したあなたの事が
ずっと昔から好きなんだから。