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Blindfold
第4章 幼馴染み

樹は黙ったまま、
ゆっくりと、持っていた布で私の目を覆った。
暗闇が広がる
音と感覚だけ。
私の望んだ世界が、そこには広がる。
私の思い通りの
好きな世界──
「あっ…んっ…いいっ…」
ブラを外されて、
乳首に与えられた刺激に身体をうねった。
「すごい勃ってる」
「っ……あっ…」
「桜は
舐められる方が好きだよな?」
そう言いながら、先ほどとは違うじれったい刺激が駆け巡った。
びちゃ……と卑猥な音が、また私の興奮を助長させる。
思わず、腰が動いて、その先の展開を期待してしまう。
片方の乳首は指先で
もう片方は熱い舌で弄ばれている。
「どんどん固くなる…」
淫らだ。
でも
それで安心する。

