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約束~リラの花の咲く頃に~Ⅲ Love is forever
第8章 【想い】
私の心は莉彩、いつもそなたと共にある。何百年という想像もつかないほどの時を隔てた彼方にいるそなたのことだけを考えて、私は生きている。多分、今の私は生ける屍と化しているに違いない。
眼に映るものはすべて何の意味もなさず、自分が話している言葉すら、まるで全く別の人間が口にしている科白のようだ。
教えてくれ、莉彩。私はどうしたら良いのだ? もう二度とそなたに逢えぬというのなら、私は何を生きる目的にして、これからの途方のない日々をやり過ごしてゆけば良い?
眼に映るものはすべて何の意味もなさず、自分が話している言葉すら、まるで全く別の人間が口にしている科白のようだ。
教えてくれ、莉彩。私はどうしたら良いのだ? もう二度とそなたに逢えぬというのなら、私は何を生きる目的にして、これからの途方のない日々をやり過ごしてゆけば良い?