この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
◇なななの短編◇
第7章 【近くて遠い書籍化記念】Trick or Sweet

「それでっ……具合はっ……! 」


真希の肩を掴んで迫る光瑠。


あまりの迫力に真希は言葉を失う。




「えっと……今日はっ……もう寝ていてっ……」



「なんてことだ……」




さっきまで怒って真っ赤だった顔を真っ青にさせて、光瑠は頭を抱えた。



その姿はまるでこの世の終わりだ。



「医者には見せたのかっ」


「は、はい……寝てれば治るって……」


「信用出来ん。名医を連れてくる」



すかさずオレンジの塊に視線をやった光瑠。




「酒田、今すぐ小児科の名医を探して連絡してくれた」



「えっ、…あのっ……」



「グズグズするな!! 望の命が懸かっているんだぞっ!!!!」



「は、はい!!」




あまりの親バカ加減に、みんなが口をあんぐりさせていた。


そんな迫力につられて返事をしてしまった酒田もどうして良いか分からずドタバタとしている。




「あ、あのね、光瑠そうじゃなくてね……っ、実はね……」



/242ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ