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◇なななの短編◇
第9章 大雪につき(Blindfold)


「だったら、余計に来る必要ないだろ? 連絡一本寄越してくれればいいんだからよ」



……そういうこと…じゃないんだよなぁ…。



堪らなくなって、さっき出来なかったのに、思わず店長に抱き着く。


そんな私の動きに店長は驚いているのか、しばらく何もしてこなかったけど、ちょっと経ったらすぐに抱き締め返してくれた。




「……会いたかったの」


「───…」


「だから来たんじゃんっ……こんなバカみたいな靴で…」


「……へぇ…」




へぇって…


もっとなんかいう事ないのかよ、と思って、身体を少し離して店長を見上げたらそれはそれは嬉しそうな顔をしていた。



なんか…むかつく。



「お前って、ホントかわいいよな」


「バカにしてるでしょっ…!」


「してねぇよ。怒んなって」



と、言いながら、乱暴に頭をわしゃわしゃされて、さらにむかつく。



きつく睨んでいるのに、ニコニコご機嫌そうな店長は私の顔を両手で包み込んだ。




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