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◇なななの短編◇
第2章 冬の思い出(近くて遠い)
「うそっ!!言いましたよね?ね?」
強引に身体を回転させたら、顔を紅くした光瑠さんが俯いてた。
「言ったら悪いかっ!あぁ!?」
ほら、やっぱり言ってるんじゃん…
もぉ、本当素直じゃない…
「悪くないですよ…。
光瑠さんにかわいいってあんまり言われないので嬉しいです…」
私がそう言って覗き込むと、光瑠さんはまだ少し紅い顔をグッと近付けてきた。
ドキッ──としながら、私も見つめ返した。
「………言わないだけで、いつも思ってる」
「え…」
「……お前はかわいすぎる。だがそれは俺の前だけにしろっ…」
「んんっ…」
唇が重なって、私のドキドキはいつも以上になった。
かわいいだなんて…
思っててくれてたんだ…
嬉しい…
自分の熱で周りの雪が溶けちゃんじゃないかと思ったその時、
「ウッ…ウッ…ウッ…」
と光瑠さんは唸って唇が離れた。
強引に身体を回転させたら、顔を紅くした光瑠さんが俯いてた。
「言ったら悪いかっ!あぁ!?」
ほら、やっぱり言ってるんじゃん…
もぉ、本当素直じゃない…
「悪くないですよ…。
光瑠さんにかわいいってあんまり言われないので嬉しいです…」
私がそう言って覗き込むと、光瑠さんはまだ少し紅い顔をグッと近付けてきた。
ドキッ──としながら、私も見つめ返した。
「………言わないだけで、いつも思ってる」
「え…」
「……お前はかわいすぎる。だがそれは俺の前だけにしろっ…」
「んんっ…」
唇が重なって、私のドキドキはいつも以上になった。
かわいいだなんて…
思っててくれてたんだ…
嬉しい…
自分の熱で周りの雪が溶けちゃんじゃないかと思ったその時、
「ウッ…ウッ…ウッ…」
と光瑠さんは唸って唇が離れた。