この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
◇なななの短編◇
第2章 冬の思い出(近くて遠い)
「ハァっ…!隼人、玉作ってくれっ…」
「分かったー!」
「なっ…!それは卑怯だろ関根っ!!」
………本当、
どうして男の人って
こうなのっ!?!?
「もう危ないじゃないですか!!!!やめてください!!!」
私の叫び声に二人は肩で息をしながら、動きを止めた。
「うるさいっ!お前は黙って──」
「黙りませんっ!!!
そんな勢いよくやって隼人とかに当たって怪我でもしたらどうすんですか!!」
うっ、うう…
と光瑠さんは困ったような顔をした。
そんな光瑠さんを見て得意気な顔をした要さんを見る。
「要さんもっ!!あなたまでこんな幼稚なことをっ!!!」
「えっ…いや…は…あ……、すみ…ません…」
シュンとした二人を見て、隼人だけがケラケラと笑っていた。
「仕返しし足りないなぁ…」
懲りずにそんな事をいう要さんを私はきつく睨んだ。
「もう中に入りましょ。そんなにみんな雪を浴びて…風邪引いたらどうするんですか!」
「ったく…口うるさ──」
「なんか言いましたか光瑠さん!」
うっと固まった光瑠さんは目をそらして、何も…と呟いた。
「分かったー!」
「なっ…!それは卑怯だろ関根っ!!」
………本当、
どうして男の人って
こうなのっ!?!?
「もう危ないじゃないですか!!!!やめてください!!!」
私の叫び声に二人は肩で息をしながら、動きを止めた。
「うるさいっ!お前は黙って──」
「黙りませんっ!!!
そんな勢いよくやって隼人とかに当たって怪我でもしたらどうすんですか!!」
うっ、うう…
と光瑠さんは困ったような顔をした。
そんな光瑠さんを見て得意気な顔をした要さんを見る。
「要さんもっ!!あなたまでこんな幼稚なことをっ!!!」
「えっ…いや…は…あ……、すみ…ません…」
シュンとした二人を見て、隼人だけがケラケラと笑っていた。
「仕返しし足りないなぁ…」
懲りずにそんな事をいう要さんを私はきつく睨んだ。
「もう中に入りましょ。そんなにみんな雪を浴びて…風邪引いたらどうするんですか!」
「ったく…口うるさ──」
「なんか言いましたか光瑠さん!」
うっと固まった光瑠さんは目をそらして、何も…と呟いた。