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◇なななの短編◇
第15章 いい加減彼氏にしてください



「挿れちゃだめ…だからね」




微笑みながらそういうと、谷川くんは少し切ない表情を見せる。




「分かってます…っ……」




そう言って再び私のそこに顔を埋める。



熱く、そして激しく唸る舌。



もっと欲しくて再び谷川くんの頭を押し付ける。




「はぁっんんん……っ…あぁっ…」




「せんぱ…いっ……ほのかセンパイっ……」




私のを舐めて興奮を高めている谷川くんは、耐えきれずに自分のモノを握ってしごき始めた。



私を見ながら、耐えきれず自慰を始める姿に、ゾクゾクと興奮が高まって、私は軽く体が痙攣するのが分かった。



イッちゃった……



暑さと快感でぼんやりしていると、「センパイ…」と谷川くんが呟きながら、さらに舌を伸ばした。




「あっ……だめ…っ……今イッたばかりだかっ…あぁぁっ」




敏感になったそこに、容赦なく加えられた刺激に声が漏れてしまう。



これじゃあ、図書館の外まで声が聞こえてしまってもおかしくない。



それは流石にまずいと思うけど、谷川くんは一向にやめてくれそうになく、私は口元を手で押さえた。




「ほのか先輩っ……かわいいっ…もっと乱れて」



「はあっ……あんんんっ…」



「くっ……先輩がエロすぎてっ…俺もイッちゃいそう」



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