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◇なななの短編◇
第15章 いい加減彼氏にしてください


私のを舐めながら、谷川くんが話すせいで、変に息が掛かって余計に体が跳ねる。



合わせて自分のモノをしごき続ける彼の苦悶の表情がたまらない。



ぬちゃぬちゃと音が鳴っているのが心地よく耳に響いている。




「……いい加減…彼氏にしてくださいっ…」



「っ……んぁっ……だ、め」



「なんで……っ!」




「んぁぅ…ぁぁ」



「っ…もうやばいっ…」




舐めるのをやめて、しごくことに集中し始めた谷川くんは、火照った顔をしながら切なげな表情で私のことを見上げた。



かわいい顔。



必死で、とてもエッチな表情で…─────




「ほのか先輩のナカにぶち込んでっ……それで…っ…」



「……っ……それで…?」



「たくさん腰を動かして……っほのか先輩をよがらせてっ…ぐちゃぐちゃにしたいっ……」




必死な言葉。



それだけ欲してくれてるって言う状況にまたイッてしまいそうなほど快感を得る。




「好きっ……ほのか先輩……っ…好きっ……好きっ…あぁっ」



立膝をついた谷川くんは、そのまま勢いよく射精し、その熱い精子を私のそこに目掛けて飛ばした。




「………あつい…」




私の体に飛んだ精液を触れる。


谷川くんは、はぁはぁと息を切らしながら、まるで猫のように私の太ももに頬ずりをしながら、私のことを見上げた。



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