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◇なななの短編◇
第6章 バレンタイン(近くて遠い)
ショックを受けた光瑠の顔から血の気が引いていく。


それはどういうことだ…っ


頭の中で色々な考えがグルグルする。


明らかに動揺している様子の光瑠を見て、真希は慌てて光瑠の腕を掴んだ。


「あのっ…違いますよ…っ恥ずかしいから二人の時に渡したいんですっ…」


「………あ?」


紅らめた顔を向けられドキリとした光瑠は真希に顔を近付けた。


「だからっ…あのっ…言われた通りに…」



まさか──…


───────“光瑠さん、愛してます”と書け!


「っ………」


目を見開いた光瑠は、下唇をギュッと噛んだ。


単純な光瑠。


今度は別の我慢が出来なくなってくる。


これを怒りにしか転換が出来ない。
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