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◇なななの短編◇
第6章 バレンタイン(近くて遠い)
────────…
「あんまり調子に乗るとこの場で押し倒すぞっ!!!!」
「なんでっ…」
どうして何を言ってもこの人は怒るんだろう…
身をすくめていると、私と光瑠さんの間を要さんが無理矢理横切って行った。
「いっ!!関根!!踏むな!!」
「────あ、すみません、そんなところにお御足が…まっったく気付きませんでした…」
「っ…気付かない訳ないだろ!!」
キッと睨み合う大人気ない二人を私は黙って見つめていた。
「真希、来い!!」
「えっ、あっ…」
「あんまり調子に乗るとこの場で押し倒すぞっ!!!!」
「なんでっ…」
どうして何を言ってもこの人は怒るんだろう…
身をすくめていると、私と光瑠さんの間を要さんが無理矢理横切って行った。
「いっ!!関根!!踏むな!!」
「────あ、すみません、そんなところにお御足が…まっったく気付きませんでした…」
「っ…気付かない訳ないだろ!!」
キッと睨み合う大人気ない二人を私は黙って見つめていた。
「真希、来い!!」
「えっ、あっ…」