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◇なななの短編◇
第7章 【近くて遠い書籍化記念】Trick or Sweet

「そうねぇ……」



望が着ている妖精の衣装の羽を整えながら、私は気の抜けた返事をした。


今日はハロウィーン。


衣装はようせいになるのっ! と突然叫びだした望のために手作りしたものだ。



そして今日は…──



「ぱぱは……?」


「少しだけ遅くなるって。早く妖精さん見たいって朝からワクワクしてたよ」


私の言葉に、隼人がフッと笑った。




「本当、光瑠って親バカ」



「ほんと」




それはそれはもう恥ずかしくて見てられないほど。




「それで……忘れてるぽかった?」



「うん、すっかり。望のことしか頭にない!って感じだった」



「良かった! そろそろ要も来るよね?」




そう隼人が言った瞬間、丁度良く部屋の扉が開いて、のぞみが「あ」と声を上げた。





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