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タケルと恭子の1224
第3章 22:00
いや

呼吸が止まったわけではない



時間が
止まったように
タケルは感じていた


嘘だろ?


友達としてでもいい

恭子のそばに
いたい


そんな
儚い望みさえも
俺から奪うのかよ…


クリスマスイブなのに

なんなんだよ




恭子の手が
いなくなった
こたつの中で

タケルは
ぎゅーっと
両手を握りしめた




「…どうして?


どうして…帰るの?」






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