パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第2章 携帯

“光騎さま”



また光騎さまからっ？！


わたしは急いでメールを開きました。


“車のカメラは俺専用のものだよ。俺しかみないから安心してね。



それにしても、里音ってば、少し俺が触っただけで息荒くして、喘いで、エッチな子だったんだね”









そっ、そんなぁぁ！！
わたしそんな…っ




わたしは顔から火が出るんじゃないかと思いました。



あ、まだ続きが…



“またゲームしようね”







そ、

そうですっ！

これは単なるゲームです！


意識してるわたしが…やっぱり…ふしだらなんです…。








わたしは顔を振り熱を冷ますと、メールの返事をしました。



“わたしでよければ喜んで”




わたしは携帯をしまうと気持ちを落ち着かせようと深呼吸をしました。






落ち着くとある視線に気づきました。



わたしはそちらを見ると、西園寺さんがジッとわたしを見ていました。




「…っ」


その鋭さに思わず体をビクつかせてしまいました。



ま、まさかずっと見てて…？




「………変な女」



そう一言いうと、プイッとそっぽを向いてしまいました。



へ、変な女………

確かに挙動不審でしたよね


初めましての方にそこまで言われてしまうとは…
もっと気を引き締めなければいけません。