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王子と専属メイドの戯れ
第5章 備品室

「わたしの身体が傷つけられても、光騎さまの名は穢すわけにはいきません…!」
黙っていてくれる西園寺さんを良いことに、わたしはまくし立てました。
「わたしは光騎さまをお守りする側です。そのためにあなたからの盾になれるなら、どんな辱めもうけます!」
西園寺さんは目を細めてわたしの目を見つめます。
負けないように見返しますが、体の震えは止まりませんでした。
両手を押さえつけられている恐怖と、秘部に添われた手の恐怖が、じわじわと伝わってきます。
でも、光騎さまっ…
あなたのためなら、わたしどんなことにも屈しません……!
東大寺家と西園寺家の因縁はわかりませんが、守ります!
「………ふーん。お前、西園寺である俺に向かって、いい度胸だな?」
西園寺さんは不意にそう言うと、わたしのスカートから手を出しました。
解放してくれるのかと思いきや、上でまとめている手を片手ずつ掴まれ、今度は顔の横でそれぞれ壁に押し付けられました。
ドンッ
「…っ」
体全体で壁に押し付けられるくらいの密着感があり、またも恐怖心が高まっていきます。
でも、心はめげませんでした。
「……関係ありません。光騎さまがわたしの全てですから…」
わたしが小さくそう言うと、西園寺さんは肩を震わせて苦笑いをし始めました。
「…っふ……ただの成金メイドだと思ったら、大した忠誠心だ。面白い」
「………えっ…?」
チュっ…
西園寺さんはそう言うと、わたしの頬に軽くキスをしました。
えっ?!?!
何事かと思っていると西園寺さんはわたしの手首を解放し、わたしから離れました。
な、何?!
一体どうして……?!?!
「……さ、西園寺さん?」
キスされた頬を、わたしは手で触れました。
西園寺さんは何事もなかったように言いました。
「東大寺をゆすろうと思ったが…相手を間違えたみたいだ。悪い」
え、ええっ?!
黙っていてくれる西園寺さんを良いことに、わたしはまくし立てました。
「わたしは光騎さまをお守りする側です。そのためにあなたからの盾になれるなら、どんな辱めもうけます!」
西園寺さんは目を細めてわたしの目を見つめます。
負けないように見返しますが、体の震えは止まりませんでした。
両手を押さえつけられている恐怖と、秘部に添われた手の恐怖が、じわじわと伝わってきます。
でも、光騎さまっ…
あなたのためなら、わたしどんなことにも屈しません……!
東大寺家と西園寺家の因縁はわかりませんが、守ります!
「………ふーん。お前、西園寺である俺に向かって、いい度胸だな?」
西園寺さんは不意にそう言うと、わたしのスカートから手を出しました。
解放してくれるのかと思いきや、上でまとめている手を片手ずつ掴まれ、今度は顔の横でそれぞれ壁に押し付けられました。
ドンッ
「…っ」
体全体で壁に押し付けられるくらいの密着感があり、またも恐怖心が高まっていきます。
でも、心はめげませんでした。
「……関係ありません。光騎さまがわたしの全てですから…」
わたしが小さくそう言うと、西園寺さんは肩を震わせて苦笑いをし始めました。
「…っふ……ただの成金メイドだと思ったら、大した忠誠心だ。面白い」
「………えっ…?」
チュっ…
西園寺さんはそう言うと、わたしの頬に軽くキスをしました。
えっ?!?!
何事かと思っていると西園寺さんはわたしの手首を解放し、わたしから離れました。
な、何?!
一体どうして……?!?!
「……さ、西園寺さん?」
キスされた頬を、わたしは手で触れました。
西園寺さんは何事もなかったように言いました。
「東大寺をゆすろうと思ったが…相手を間違えたみたいだ。悪い」
え、ええっ?!

