この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
王子と専属メイドの戯れ
第7章 下校

「水無月さん、気分はよろしいですか?」
「はい!少し寝たらスッキリしましたから」
「まだ顔色は良くないですが…熱はありませんか?」
「な、ないですっ。先生ありがとうございます!」
保健の先生が戻る頃には、もうクラスの終了時間になっていました。
ザワザワと廊下がざわついています。
わたしはまだ若干湿っていたパンツを履いて教室にカバンを取りに戻ろうとしていました。
保健の先生は心配そうにわたしの顔を伺っています。
このすぐ赤くなる癖をなんとかしたいです…。
いらぬ心配をかけてしまいますね。
「今日はゆっくり体を休めるんですよ」
「はいっそうしますっ」
今日は確かに、動悸が上がることばかりでした。
でも、今は早くカバンを取って光騎さまの下校のお出迎えにいくことばかり頭にありました。
学校での少ないわたしのメイドとしての務めです。
「では、失礼致します」
わたしは足早に保健室のドアを開けて、廊下に出ました。
「はい!少し寝たらスッキリしましたから」
「まだ顔色は良くないですが…熱はありませんか?」
「な、ないですっ。先生ありがとうございます!」
保健の先生が戻る頃には、もうクラスの終了時間になっていました。
ザワザワと廊下がざわついています。
わたしはまだ若干湿っていたパンツを履いて教室にカバンを取りに戻ろうとしていました。
保健の先生は心配そうにわたしの顔を伺っています。
このすぐ赤くなる癖をなんとかしたいです…。
いらぬ心配をかけてしまいますね。
「今日はゆっくり体を休めるんですよ」
「はいっそうしますっ」
今日は確かに、動悸が上がることばかりでした。
でも、今は早くカバンを取って光騎さまの下校のお出迎えにいくことばかり頭にありました。
学校での少ないわたしのメイドとしての務めです。
「では、失礼致します」
わたしは足早に保健室のドアを開けて、廊下に出ました。

