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王子と専属メイドの戯れ
第7章 下校
「ダメだろ……心配かけちゃ」
吐息とともに甘く吹きかけられる光騎さまの声に、とろけそうになります。
その声に体がしびれ、わたしは思わず目をつむってしまいました。
光騎さまの甘い声を聞くだけで、体が震えるようになっていました。
「はっ…はい…気を…つけます」
わたしは途切れ途切れに言いました。
「隙も見せちゃ、ダメだ」
「す…隙??」
わたしはうっすらと目を開けます。
妖艶になっている瞳には、いやらしいわたしが映っています。
「そう、例えば、こういうの…」
光騎さまは目を細めるとそのままわたしの肩と頬を固定し、お顔をゆっくり下ろすと、わたしの唇にそっとキスをしました。
「!!!」
光騎さまの柔らかな唇が、わたしの唇の弾力を確かめるように触れてきました。
わたしはどこかで期待していたことが起きた感激と、やはり信じられないという夢心地のような複雑な心境の中、光騎さまのキスを黙って受け入れました。
昼休みにしたキスは、ジャムを送るという、言わば使命感もありきのキスでした。
ですので、今のキスがまた違った意味でわたしの頭を痺れさせていました。
光騎さま…
その心地よさは、なんとも言えない幸福感をもたらします。
長い触れ合うだけの唇は、ゆっくりと離れていきました。
吐息とともに甘く吹きかけられる光騎さまの声に、とろけそうになります。
その声に体がしびれ、わたしは思わず目をつむってしまいました。
光騎さまの甘い声を聞くだけで、体が震えるようになっていました。
「はっ…はい…気を…つけます」
わたしは途切れ途切れに言いました。
「隙も見せちゃ、ダメだ」
「す…隙??」
わたしはうっすらと目を開けます。
妖艶になっている瞳には、いやらしいわたしが映っています。
「そう、例えば、こういうの…」
光騎さまは目を細めるとそのままわたしの肩と頬を固定し、お顔をゆっくり下ろすと、わたしの唇にそっとキスをしました。
「!!!」
光騎さまの柔らかな唇が、わたしの唇の弾力を確かめるように触れてきました。
わたしはどこかで期待していたことが起きた感激と、やはり信じられないという夢心地のような複雑な心境の中、光騎さまのキスを黙って受け入れました。
昼休みにしたキスは、ジャムを送るという、言わば使命感もありきのキスでした。
ですので、今のキスがまた違った意味でわたしの頭を痺れさせていました。
光騎さま…
その心地よさは、なんとも言えない幸福感をもたらします。
長い触れ合うだけの唇は、ゆっくりと離れていきました。