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王子と専属メイドの戯れ
第8章 宿題
クリームをたし、光騎さまのバスローブの下の腕に触れます。
光騎さまのすらっとしていても、確かにたくましい腕に丁寧にクリームを塗ります。
「里音、塗るのうまくなったね」
「本当ですか?嬉しいですっ」
そう言ったものの、先程の色っぽい光騎さまが脳裏に張り付いて、恥ずかしくて顔をあげれませんでした。
右腕の後に、左腕。
終わったあとはクリームのついた手を綺麗に拭き取り、ハンドクリームに変えます。
そのまま左手にハンドクリームを指一本ずつマッサージをしながら塗っていきます。
わたしは今朝の登校時のことを、またも思い出しました。
必死に頭の中からそれを打ち消そうとするも、鼓動はドキドキと早くなってしまっています。
「ち…力加減…強くないですか?」
いつもなら、しっかり目をみて聞けるのに……顔があげれませんっ
「んーん…きもちいい…」
わたしの状況を見透かして、光騎さまが妖艶に微笑んでいるのを、わたしは知る由もありませんでした。
光騎さまのすらっとしていても、確かにたくましい腕に丁寧にクリームを塗ります。
「里音、塗るのうまくなったね」
「本当ですか?嬉しいですっ」
そう言ったものの、先程の色っぽい光騎さまが脳裏に張り付いて、恥ずかしくて顔をあげれませんでした。
右腕の後に、左腕。
終わったあとはクリームのついた手を綺麗に拭き取り、ハンドクリームに変えます。
そのまま左手にハンドクリームを指一本ずつマッサージをしながら塗っていきます。
わたしは今朝の登校時のことを、またも思い出しました。
必死に頭の中からそれを打ち消そうとするも、鼓動はドキドキと早くなってしまっています。
「ち…力加減…強くないですか?」
いつもなら、しっかり目をみて聞けるのに……顔があげれませんっ
「んーん…きもちいい…」
わたしの状況を見透かして、光騎さまが妖艶に微笑んでいるのを、わたしは知る由もありませんでした。