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王子と専属メイドの戯れ
第8章 宿題
「ふーさっぱりした。里音ありがとう」



「どういたしまして光騎さま」



わたしは入浴後のケアセットを片付けながら笑顔で答えました。


光騎さまの美しさのお手伝いが出来るなんて光栄です!




「ね、里音、この後どうするの?」



「この後ですか?」



いつもなら、わたしの仕事はここで終わりです。


「お風呂に入って、宿題をする予定です」



そう…今日大量に出された英語の…



「何かお手伝いすることがありましたら、なんなりと」



でも、宿題よりも、わたしの優先は光騎さまです!



「そう。じゃあ、一緒に宿題しよう。俺もこれからするからさ」



「え、よろしいのですか?」


「もちろん。2人のほうが、サボらないから。

お風呂から上がったら、おいで。あ、寝間着でいいからね」

光騎さまがニッコリ笑ってそうおっしゃいます。






う、嬉しいです!!!!



まだ光騎さまと一緒に過ごせますっ!!!



「はいっ!光騎さま!では、後ほど参ります!」



わたしはウキウキしながら部屋を後にしました。
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