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余熱
第4章 滲みる

強烈な快感が全身を稲妻のように駆け巡ったかと思うと、全身にじわりと滲んでいった。


熱い。でも、苦しくなかった。


むしろ、今まで経験したことのない気持ちよさだった。


こんなにされたというのにまだ、熱が疼いている。


もっとしたい、そう思っている自分がいる。


先生はスカートの中からするりと手を抜くと、立ち上がり、教室の扉の方へ行く。

すると電気が消え、教室は、暗闇の中に、わずかに月の光が差し込んでいるだけになった。


先生はわたしのもとへ戻ってくると、再び跪き、こう囁いた。





「…もっと、気持ち良くしてあげる…」





その声色と、これからされるであろうことへの少しばかりの恐怖と大きな期待で、背筋がぞくっとした。


先生はスカートを捲り上げ、ショーツをするすると下ろしていく。

そして左手の親指で押しつぶすように、秘部の上部を擦り上げた。



「ひゃ…っ!」



また、大きすぎる快感が身体を突き抜ける。思わず背中が反り返る。


快楽がどんどん更新されていく。どんどん刻まれていく。


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