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余熱
第4章 滲みる

先生の親指は五、六回、わたしの秘部の上部を押し潰した。

その度、体に電撃が走るような快感が走り、背中が勝手に仰け反った。

そして、先生の親指は、ただ押し潰すだけではなく、小さな円を描くように動き出した。


――さっきまでのより、気持ちいい…


頭でだめだと判断するよりもずっと先に、体がそう感じていた。


先生の親指の動きが速まると、また何かがこみ上げてきて、弾けた。

でも先生は、さっきこうなった時には一度手を止めてくれたのに、今はさらに速くそこを弄る。


「…っせんせ…!

だめ…やめて…っ!」


「だから…やめられないって言っただろ。」


「…ち、ちが…っ

いっ…一旦、手、止め…っ

無理…っ…ぁああっ…!」


その懇願が届く前に、再び波に襲われてしまった。

それでも、先生の親指は止まらない。

激しく弄られ続けている上部の下から、どろどろと体液が溢れているのが分かった。


――ここを弄られたらどうなるんだろう…


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