この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
余熱
第6章 嵌まる
それから、執拗に秘部を愛撫したが、あの声が発されることはなかった。
充血した芽を強く吸い上げても、
激しく溢れ出る蜜を舐め尽くしても、
何度も何度もイかせても、
だめだった。
秘所に指を三本も挿れ、
一際強く反応を示す部分をひたすら擦りながら、
芽を甘噛みしてやると、
彼女は潮を大量に吹きこぼしながら、
もうおそらく四度目か五度目の訪れとなる絶頂に、ついに意識を手放してしまった。
彼女の制服が汗とその潮とでびしょ濡れになってしまったので、
脱がせて、俺の部屋着を取り出して着せて、寝かせた。
俺はすやすやと眠る彼女の横で、満ち足りなかった分を自分で慰めた。
射精し終わり後始末をして、彼女と同じ布団の中へ潜り込んだ。
彼女の寝顔を見つめながら、考えることはただ一つ。
ーーどうすれば、あの声で喘いでくれるのだろう。