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余熱
第6章 嵌まる

それから、執拗に秘部を愛撫したが、あの声が発されることはなかった。


充血した芽を強く吸い上げても、


激しく溢れ出る蜜を舐め尽くしても、


何度も何度もイかせても、


だめだった。


秘所に指を三本も挿れ、


一際強く反応を示す部分をひたすら擦りながら、


芽を甘噛みしてやると、


彼女は潮を大量に吹きこぼしながら、


もうおそらく四度目か五度目の訪れとなる絶頂に、ついに意識を手放してしまった。


彼女の制服が汗とその潮とでびしょ濡れになってしまったので、

脱がせて、俺の部屋着を取り出して着せて、寝かせた。


俺はすやすやと眠る彼女の横で、満ち足りなかった分を自分で慰めた。

射精し終わり後始末をして、彼女と同じ布団の中へ潜り込んだ。

彼女の寝顔を見つめながら、考えることはただ一つ。



ーーどうすれば、あの声で喘いでくれるのだろう。



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