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光と首輪、絡まる鎖
第5章 海
ごはんを食べ終わると
光さんはまたサーフィンをしに海に入り、
わたしは賢児さんと千恵美さんと一緒に
バーベキューの後片付けをした。
「もう使わないやつは車に置いてくるよ
こはる、一緒に行こう?」
「うん」
賢児さんと一緒に、
バーベキューで使ったものや
出たゴミを一緒に車に運んだ。
車に荷物を置くと
後ろからぎゅっと抱きしめられた。
「こはる、来なきゃよかったって思ってる?」
「なんで?」
「だってナンパされた時、光がいなかったら・・・」
「助けてもらえたから大丈夫」
「・・・俺が助けたかった」
「賢児さん、」
「こはるは俺の彼女なのに・・・
だから俺が助けたかった」