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光と首輪、絡まる鎖
第5章 海



荷物を車に置いて、
みんなで順番に海に備え付けてある
簡易シャワーを浴びた。




「光さん、パーカーありがとう」

「まだ着てな。もう日が落ちてきて寒いだろ」

「いいの?ありがとう」



夜に近付いた海の風が少し肌寒くて、
もう一度光さんのパーカーに袖を通した。




みんながシャワーを浴び終わると、
光さんの運転で帰ることになった。




わたしはいつの間にか眠ってしまっていて
気付いたら賢児さんにお姫様だっこをされていた。




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