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光と首輪、絡まる鎖
第6章 香り



賢児さんはわたしに口付けをすると
目を見つめながら律動を繰り返す。



「こはるっ、もっと俺のこと呼んで」



そう言ってわたしの体を揺らすように
何度も腰を振っている。




「けん、じさん・・・け、んじ・・さんっ・・・」




賢児さんの顔が切なそうにわたしを見つめる。




わたしがそんな顔をさせてしまっているの?




賢児さんの首に手を回すと
賢児さんはわたしの名前を
切なそうに何度も呼びながら

わたしの中で果て、体を強く抱きしめてきた。








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