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光と首輪、絡まる鎖
第6章 香り
わたしを抱きしめたまま
深い口付けをされて
賢児さんがわたしのことを
すごく求めているように感じ、
胸がぎゅっと締め付けられた。
舌をじゅるっと吸われた後、
軽い口付けを落とし唇が離れた。
賢児さんはわたしの中から自身を抜くと
白濁液の入ったコンドームを処理して
ゴミ箱に入れた。
「ごめんこはる・・・こはるのこと傷付けた?」
「・・・なんで?」
賢児さんに何かされたかと考えたけれど
わたしには思い当たることはなかった。
「だって、さっき生で・・・しちゃったから・・・」
「あ・・・いいの、別に」
「ごめん・・・」
「うん、気持ちよかったから・・・
大丈夫な日はしたい、かも・・・」