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光と首輪、絡まる鎖
第7章 雪山
千恵美さんの姿が見えなくて
今日は来ないのかな?と思っていた。
みんなで車に乗って出発すると、
20分くらい走った所で停車した。
コンビニかな?と思っていたら
助手席のドアが開いて
千恵美さんが乗ってきた。
「迎えありがとう」
運転席に乗る光さんに言う。
わたしは後ろのフラットになった場所で
今にも寝そうになっていたけれど、
千恵美さんの声を聞いたら
目が冴えてきてしまった。
隣ではもう賢児さんはぐっすりと眠っていた。
仕事で疲れていたのかな・・・。