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光と首輪、絡まる鎖
第7章 雪山
するとバックドアが開けられて
冷たい空気に包まれた。
「おい、こはる荷物どれだー?」
「あ、今行く」
起き上がって車から降り、
車の後ろに行くと
光さんがわたしのバッグを持ってくれていた。
「ありがとう」
「着替えとか持ってた?」
「うん、賢児さんが転んで濡れるだろうから
着替え持っておいでって言うから。
一式は持ってきたよ」
「こはるちゃん、化粧水とかはわたしの使ってね」
「ありがとうございます」
みんなで大きな旅館の中に入った。