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光と首輪、絡まる鎖
第1章 出会い



「こはる?」

「光さんどこにいるの?」

「この前と同じとこ」

「おっきい車?」




じりじりと近づきながら
光さんに聞く。




「そう、仕事だったからそのまま来た。
 大丈夫だからそのままおいで」




大丈夫ってなに?と思いながら
その車に近づき運転席を見る。



そこにはやっぱり光さんが居て

「乗って」

電話から光さんの声が聞こえる。




助手席を開けると
この前のスポーツカーとは違う匂いで、
やっぱり少しだけ不安になる。




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