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光と首輪、絡まる鎖
第8章 誕生日



あんなに光さんを求めていたくせに、

賢児さんに抱かれると
愛されていることが伝わってきて

それがじわじわとわたしの体を蝕むように
賢児さんのことが愛しく感じ


いつの間にか
好きになっていた。









賢児さんのことが








大好きに、なっていた。








賢児さんはわたしの肩に顔を埋めたまま
微動だにしなくて、
心配になって声をかけた。



「・・・賢児さん?」



「・・・」



何も返事がない。



「賢児さん?」




すると彼はわたしの唇に
激しいキスを落としてきた。



賢児さんの持つグラスが
わたしの後頭部に当たる。




わたしの口内を舌が動き回り

何度も舌を吸い上げる。



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