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光と首輪、絡まる鎖
第8章 誕生日



賢児さんは唇を離すと
わたしの目を見つめてきた。



「賢児、さん・・・?」



賢児さんの涙を指で拭った。



賢児さん、なんで泣いてるの?







「賢児さん・・・待たせて、ごめんね」








そう言うと賢児さんは



涙声のまま




「俺も・・・どうしようもないくらい・・・
 こはるを愛してるよ・・・」








そう言って、また口付けを落とす。








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