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光と首輪、絡まる鎖
第8章 誕生日
賢児さんのその言葉が嬉しくて
体の奥が熱くなるのを感じた。
「っ・・・締め、すぎ」
「賢児さんっ・・・好き」
両目から流れる涙が
耳を濡らして
ぽたり、ぽたり、とベッドに落ちる。
賢児さんは耳元で何度も
「こはる・・・愛してるよ・・・愛してるっ・・・」
と囁いてくれて
わたしは涙を流しながら
絶頂に達してしまった。
「んっ・・・・っ、はぁ・・・・・」
わたしを抱きしめる
賢児さんの体がビクビクと波打った。
「こはるっ・・・イク時は、言って・・・」
「ご、めん・・なさい・・・」
「ハァ・・・ハァ・・・」
賢児さんは優しいキスをくれると
わたしの涙を拭いながら
「・・・出ちゃった・・・・・」
と言って、恥ずかしそうに笑った。