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光と首輪、絡まる鎖
第1章 出会い
「・・・して、くれるの?」
「こはるがしたいなら」
光さんはさっきまで勉強していた
クーラーボックスを端に退かして
天井に付いてるライトのスイッチを
カチッと押すと、
車の中が真っ暗になった。
「こ、ここで・・・!?」
「いや?」
いや、というより
こんな場所でするのが初めてで
本当にこんな所でしていいのか
不安に思っていた。
「いや、じゃない」
そう答えると大好きな光さんの顔が
わたしにゆっくりと近付いてきて、
わたしの体をぎゅっと抱きしめてきた。