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光と首輪、絡まる鎖
第9章 過去



アイスティーを飲んで落ち着くと
光さんは笑いながら

「服買いに来たんだよ。
 俺もメシ買ってくるから、ちょっと待ってて」

と言って席を立つ。



どうやら光さんは
わたしと一緒にお昼を食べるらしい。




どうしよう、
とりあえず賢児さんに言ったほうがいいかな?




光さんと一緒に居るということに
少しだけ罪悪感を感じる。




『今、光さんに偶然会って一緒にお昼食べてるよ』


それだけメールすると、光さんが戻ってきた。




光さんはハンバーガーのセットを買ってきて、
わたしの前に腰を下ろした。




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