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光と首輪、絡まる鎖
第9章 過去
メールを打ち終わると
光さんがメニューを渡してくれて、
お酒のメニューを見た。
生のフルーツを使ったサワーの種類が多くて
テンションが上がってしまい
「光さん!これ制覇したい!」
「出来るならすれば?」
と言われ、片っ端から注文した。
唐揚げや軟骨を食べながら
甘いフルーツサワーを呑んで、
とっても幸せな気分に浸っていた。
「光さぁん・・・酔っ払ったぁ・・・」
お店から出ると一気に酔いが回ったのか
足元がおぼつかない。
全種類制覇する前にやめたのに、
頭がふわふわとしている。
「呑みすぎなんだよ、ここで待ってろ」
車の助手席で待っていると
光さんが車に戻ってきた。