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光と首輪、絡まる鎖
第9章 過去



何!?

恐い・・・!




光さんはわたしに覆い被さってきて
唇にキスをしようとする。




酔っていて、言うことを聞かない体で
必死になって抵抗した。




「こはる・・・
 前にスノボ行った時のこと覚えてる?」

「え・・・?」

「夜、俺らと旅館に泊まった時
 おまえ、賢児とヤッてただろ?」




なんで、そんなこと聞くの・・・?




「俺とした時より、めちゃめちゃ感じててさ。
 そんなに賢児とヤるの、気持ちいいの?」

「っ、光さんっ・・・!」




光さんが服の上から胸を揉んできた。

必死に抵抗するのに、わたしの両手を掴むと
一纏めにされて頭の上に上げられる。




光さんはわたしに体重をかけると
自分のベルトを抜いて、
わたしの両手に巻き付けた。




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