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光と首輪、絡まる鎖
第9章 過去
賢児さんはキスをしながら
ブラジャーまで外してきた。
いつももう少し焦らしてから
外してくれるのに、
今日はそんなにしたいの?と思っていると
そのまま抱き上げられた。
「け、んじ、さんっ!?」
「ベッド行くよ」
賢児さんがお尻の下に手を置いて
わたしをベッドまで運ぶ。
ベッドの脇には
赤い鉄柱に鎖が繋がっている、
小さな首輪のような
皮の手錠がベッドの端に1つずつ、
全部で4つ付いていた。
賢児さんはわたしを寝かせると
手首にその手錠をつけ、もう片方も同じようにする。
「賢児さん・・・これ何・・・?」
「手だけ拘束するだけだから、大丈夫だよ」
「ちょっと、こわいな・・・」
「嫌なら、すぐ取るから」